No.Blow 酸性縮毛矯正専門技師|施術の注意点|酸性縮毛矯正は傷みにくい?

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酸性縮毛矯正は傷みにくい?

「傷みにくい」と「傷まない」は違う
正しい知識を知ることが、美しい髪への第一歩

「傷みにくい」と「傷まない」は違う 正しい知識を知ることが、美しい髪への第一歩

酸性縮毛矯正は「傷みにくい」と言われていますが、「傷まない」というのは誤解を生む表現です。

実際には、どんな縮毛矯正も髪にダメージを与えます。酸性縮毛矯正も例外ではなく、施術の仕方や髪の状態によっては大きな負担がかかることもあります。
しかし、従来のアルカリ性縮毛矯正よりも負担を軽減できるため、適切に施術することでダメージの進行を抑えることが期待できます。

そこで、本当に「酸性縮毛矯正は傷みにくいのか?」について、正しい情報をお伝えします。

メリット

・アルカリ縮毛矯正に比べてダメージが少ない
・縮毛矯正の施術による髪の質感の変化を最小限に抑えられる
・ブリーチ毛やダメージがある髪にも対応しやすい

注意点

・酸性縮毛矯正でも、ダメージは必ずある
・施術方法を誤ると、通常の縮毛矯正よりもダメージが深刻になる
・適切な技術と知識がなければ、髪がチリチリになるリスクがある
・全ての髪質に万能ではないため、適した施術が必要

メリット

大切なのは「酸性だから傷まない」と誤解しないこと。
酸性縮毛矯正の正しい知識を持ち、施術のリスクを理解した上で選ぶことが大切です。

酸性縮毛矯正が登場した当初は、なぜ普及しなかったのか?

今でこそ「髪に優しい縮毛矯正」として注目を集めていますが、実は、酸性縮毛矯正は昔から存在していました。では、なぜ当初はあまり普及しなかったのか?理由は様々ありますが、主に以下の3つの理由が多いです。

1. 使いづらかった

酸性縮毛矯正は、くせがあまり強くない髪やダメージ毛向けの技術として始まりました。
しかし、強いくせ毛には対応しにくく、仕上がりの安定性に欠けていたため、美容師の間で使いづらいとされていました。現在は改良が進み、強いくせ毛にも対応できる商材が登場していますが、それでも技術力が求められる施術です。

2. コストがかかる

酸性縮毛矯正は、施術時間が長くなるうえに、高品質な薬剤を使用するため、コストが高くなりがちです。一般的な美容室では、縮毛矯正以外のメニューも提供しながら営業しているため、時間がかかる酸性縮毛矯正は敬遠されることが多いのです。

3. 薬剤の臭い

酸性縮毛矯正の薬剤は、特有の臭いがあります。特にお風呂で髪を濡らしたときに臭いを感じやすいというお声もあります。
現在も改良が進められていますが、完全に無臭にするのは難しいのが現状です。
しかし、しっかりと髪が乾いている状態であれば、ほとんど残臭することはありません。

酸性縮毛矯正の「本当の効果」と「よくある誤解」

誤解1. 酸性縮毛矯正なら絶対に傷まない

どんな縮毛矯正でも髪に負担がかかるのは事実です。
酸性縮毛矯正は「傷みにくい」ですが「傷まない」わけではありません。
適切な施術を行わないとビビリ毛になったり、髪がチリつくリスクもあります。

誤解2. 酸性縮毛矯正なら髪が回復する

髪は死滅細胞であり、一度傷んだ髪が回復することは絶対にありません。
縮毛矯正は、あくまで髪の形状を整える技術であり、トリートメントのように髪を修復するものではありません。

誤解3. 酸性縮毛矯正ならどんな髪でも綺麗になる

酸性縮毛矯正にも向いている髪質・向いていない髪質があります。

例えば、極度にダメージが蓄積している髪やハイダメージのブリーチ毛にはリスクが伴うため、慎重な施術が必要です。

どこよりもダメージを抑えた施術を目指して

どこよりもダメージを抑えた施術を目指して

当店は、酸性縮毛矯正の専門店だからこそ、「髪に負担をかけない方法」を常に追求し、可能な限りダメージを抑えた施術を提供しています。とはいえ、どんなに丁寧に施術してもダメージをゼロにはできません。
だからこそ、施術前にリスクをしっかりお伝えすることを大切にしています。

最後に

酸性縮毛矯正は、正しく施術すれば「傷みにくい」技術ですが、「傷まない」技術ではありません。
誤解を招く広告に惑わされず、施術のリスクや特性を理解し、信頼できる情報をもとに判断することが重要です。
酸性縮毛矯正に関して疑問や不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の髪の状態に合わせた、適切な施術の選択をお手伝いいたします。

最後に
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