酸性縮毛矯正。色味プラスの同時施術
今回は、酸性縮毛矯正とカラーを同時に行ったお客様のお話です。
クセに加えて、これまでのカラーや縮毛矯正によるパサつきがあり、髪色も退色していました。ご希望は、黄色くなった色味をブラウン系に整えることでした。
クセを整えるだけでなく、髪色も気になる。そんなときに、どのようなことを考えて施術をご提案しているかをお伝えします。

黄色く退色した髪に、ブラウンの色味を
今回のご希望は、当店で対応しているブラウン系のカラーの範囲でした。
ただし、対応している色であっても、どのような髪にも同じ施術ができるわけではありません。今までにカラーや縮毛矯正をした部分、パサつきの程度などを踏まえて、薬剤を使う範囲や施術内容を考えます。
酸性縮毛矯正もカラーも、髪に負担をかける施術です。傷んだ髪そのものを元の健康な状態に戻すことはできません。仕上がりの希望とあわせて、同時施術で考えられるリスクもお伝えしています。
暗くすることを、一方的にはおすすめしません
退色が大きい場合には、一度落ち着いた色に整え、その後は伸びてきた根元のリタッチを中心にする方法があります。全体を染め直す機会を減らし、毛先に繰り返しかかる負担を抑えるための考え方です。
一方で、暗い色にはしたくない、好みの明るさを残したいというご希望もあります。
髪のことだけを考えて、お客様の好みを置き去りにすることはできません。色味や明るさをどこまで変えられるか、今後どのようにカラーを続けたいかも伺いながら相談します。
一度暗くすれば退色しなくなるわけではないため、その後も髪の状態に合わせた調整が必要です。
当店で対応しているカラーについて
No.Blow 酸性縮毛矯正専門技師【ノーブロー】では、ブラウン系の単色カラーに対応しています。
グレージュやアッシュなどの色味を強く出すデザインカラーは、当店の対応範囲ではありません。そのような色味をご希望の場合は、希望するカラーを得意とするサロン様にご相談いただくことをおすすめしています。
できることと難しいことを曖昧にしたまま施術を進めず、ご希望を伺ったうえで、当店で対応できる範囲をお伝えします。
次回も同じ施術でよいとは限りません
縮毛矯正は、前回と同じ薬剤や進め方なら、次も同じように仕上がるとは限りません。
前回の施術後に全体カラーを重ねていれば、毛先の状態は変わっていることがあります。新しく伸びた根元と、すでに縮毛矯正をしている部分でも、必要な対応は異なります。
そのため、毎回そのときの状態と施術履歴を確認し、必要な部分への施術を考えます。
全体カラーを一律に否定しているわけではありません。毛先の退色が気になるときには全体カラーも選択肢にしながら、基本的にはリタッチを中心に続けられる方法をご提案しています。
全体カラーと今後のリタッチについては、関連記事「強いクセに全体カラー同時施術の酸性縮毛矯正」でもご紹介しています。
仕上げは必ず、ノーブロー
仕上げは、ブラシを使ったブローや仕上げのアイロンで形を整えず、手とドライヤーで乾かした状態を確認します。
その日のクセや色味を整えることと、次回以降も施術を続けられる髪の状態を考えること。どちらも大切にしながら、ご希望に向き合っていきます。

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